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日和山 (仙台市)[ひよりやま]
日和山(ひよりやま)は、宮城県仙台市宮城野区蒲生にある標高3mの山。1991年から1996年まで〔日本一低い山再び? 津波で地形一変 仙台・日和山 2014年05月20日 河北新報〕、2014年4月9日から再び「日本一低い山」として知られる。 == 概要 ==
仙台市北東端の太平洋・仙台湾に面した場所にあり、七北田川河口の北側、蒲生干潟の西に位置する築山。 かつては標高6.05m、山塊が南北約40m、東西約20mあり、数本のマツが植えられていたが海側への眺めが良く、初日の出の名所ともなっていた。登山道は山塊の南西部に1つ整備されており、14段の階段が設置されていた。昭和期に日和山の北麓に川口神社(1374年(南朝:文中3年、北朝:応安7年)創建)〔同社の説明看板より。〕が遷宮してきた。 一時、国土地理院の地形図に載っている山としては日本一低い山に認定されたが、天保山(大阪市)が再掲載されたためその地位を譲った〔蒲生・日和山・高砂神社周辺 (仙台市「杜の都 緑の名所100選」)〕。そのため、山頂にある「日本一低い山」と書かれていた案内看板には"元祖"の文字が書き加えられていた。 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって地盤沈下に見舞われ、さらに津波の直撃を受けて蒲生干潟と共に消滅したと報道され〔野鳥の楽園、見る影なく 一帯に砂、復元不能か 蒲生干潟 (河北新報 2011年4月1日)〕〔国内で2番目に低い山、3・11の津波で消える (読売新聞 2011年9月14日)〕、同時に川口神社も津波で流失した。しかし2014年(平成26年)4月9日、国土地理院による調査により、標高3mの山として認定されたと報道された〔。これにより、18年ぶりに天保山を下回り、「日本一低い山」に返り咲いた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日和山 (仙台市)」の詳細全文を読む
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